凍頂烏龍茶
中程度に発酵・焙煎した球形の茶葉。金色の茶湯、焙煎由来の香ばしさ、丸みのある味が基準です。ほうじ茶や深煎りの飲み物が好きな人から入りやすい茶です。
二つの台湾茶を比べる
香ばしく厚みのある凍頂烏龍茶と、蜜や熟した果実を思わせる東方美人茶。名前だけでは分かりにくい二つを、茶葉を選ぶときに見る順番で比べます。
先に結論
凍頂烏龍茶は焙煎香と厚みのある味わい、東方美人茶は蜜や熟した果実のような香りが持ち味です。どちらも烏龍茶の仲間ですが、製法も茶葉の見た目もかなり違います。
中程度に発酵・焙煎した球形の茶葉。金色の茶湯、焙煎由来の香ばしさ、丸みのある味が基準です。ほうじ茶や深煎りの飲み物が好きな人から入りやすい茶です。
小緑葉蝉が吸汁した若い芽を使い、発酵を深く進める台湾独自の茶。白・緑・黄・赤褐色が混じる茶葉と、蜜糖香や熟果香、橙紅色の茶湯が特徴です。
違いを一覧で見る
東方美人のほうが酸化を深く進め、紅茶に近い果実感が出ます。
凍頂は丸く締まった球形、東方美人は芽を含む色の入り交じった条形です。
香ばしさを取るか、甘く華やかな香りを取るかが一番分かりやすい違いです。
淹れたときの色にも違いが現れます。濃さだけで良し悪しは決まりません。
家で淹れる
まずは茶葉3g・湯150mlほどでそろえ、90℃前後から試します。凍頂は香ばしさが弱ければ少し高め、東方美人は渋みが出るなら短めに抽出します。
90〜95℃、1分前後から。焙煎香と余韻を見て、二煎目は少し長くします。
85〜90℃、45秒〜1分から。蜜香を見ながら、渋ければ湯温か時間を下げます。
茶葉の見た目、乾いた香り、茶湯の色、口に含んだ香り、飲み終わった後の余韻を同じ順で見ます。
どちらを買うか
香ばしさがあり、温かく淹れたときに味の輪郭が出やすい茶です。食後や、甘い菓子と合わせる一杯にも向きます。
蜜や果実を思わせる香りをゆっくり楽しみたいときに向きます。最初は少量袋を選ぶと、香りが落ちる前に飲み切れます。
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