座面型
座面の硬さや当たりを変えます。厚み、座った後の高さ、前縁の丸み、滑り止めを確認します。
CUSHION STRUCTURE
「低反発」「人間工学」という言葉だけでは、いまの椅子に合うか分かりません。置く場所、厚み、沈み込み、端の形、固定方法に分けると、購入前に確認できる条件が見えてきます。
先に結論
先に決めるのは素材ではなく、座面に敷くか腰へ当てるかです。座面型は座る高さを変え、腰当て型は使える座面奥行きを短くします。どちらも椅子全体の寸法を変える道具です。
FIRST DIVIDE
痛む場所だけで決めず、いまの椅子で何が足りないかを見ます。足裏が浮いている状態へ厚い座面型を足すと、机や肘掛けとの高さまで変わります。腰当てを足すと、背中は支えやすくなる一方、前へ押されて膝裏が窮屈になることがあります。
座面の硬さや当たりを変えます。厚み、座った後の高さ、前縁の丸み、滑り止めを確認します。
背もたれとの隙間を補います。最厚部、高さ、横幅、ベルト位置を確認します。
座面と背面を同時に変えます。調整箇所が増えるため、椅子と机の再調整まで必要です。
FIVE POINTS
レビューの感想より、数値と写真で確かめられる情報を同じ順番で比べます。
座面型か腰当て型か。一つの商品を両方へ流用する前に、メーカーの想定用途を確認します。
未使用時の厚みだけでなく、座ったときにどの程度沈むか、体を前へ押しすぎないかを見ます。
座面型は前縁が膝裏へ当たらないか、腰当て型は左右の端が背中を囲みすぎないかを確認します。
一点だけを押す形か、広い面で支える形か。強い突起が痛む場所へ直接当たらないかを見ます。
座面の滑り止めと腰当てのベルトが、椅子の形や可動部に合うかを寸法で確かめます。
MATERIALS
素材名だけで良し悪しは決まりません。同じ素材でも密度、厚み、穴あけ、カバーによって沈み方や蒸れ方が変わります。
| 構造 | 確認しやすい長所 | 購入前の注意 |
|---|---|---|
| 低反発ウレタン | 体の形に沿ってゆっくり沈む | 沈み切った後の高さ、室温による硬さの変化 |
| 高反発ウレタン | 沈み込みが比較的小さく戻りが速い | 硬さの数値だけで当たり方は判断できない |
| ゲル併用 | 表面の当たり方を変えやすい | 重量、通気性、カバーの洗い方 |
| メッシュ | 薄く、背面の通気を確保しやすい | フレームの端や張力が背中へ当たらないか |
BEFORE BUYING
薄いタオルを折り、背もたれと腰の隙間へ当てます。1枚ずつ増減し、背中を背もたれへ預けられ、足裏が床につき、膝裏に余裕が残る厚みを測ります。これは商品の効果を確かめる試験ではなく、厚すぎる製品を避けるための寸法確認です。
MEDICAL NOTE
痛みが続く、悪化する、脚のしびれや力の入りにくさ、発熱、排尿に関する異常などを伴う場合は、商品選びだけで様子を見ず医療機関へ相談してください。
SOURCES